「神社本庁の歴史について知りたい」
「神社本庁に行ってみたい」
「神社本庁はどういった組織なのか興味がある」
神社本庁についてあなたはどれだけ知っていますか。
実は神社本庁は大きな影響力もある組織なのですが、その割にはあまり知られていません。
めったにニュースになることもありません。
ここではそんな神社本庁の特徴などについて徹底的に紹介していきましょう。
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神社本庁は宗教法人
まず、神社本庁は宗教法人だということを知っておいてください。
信仰の一形態だと誤解する人もいますが、神社本庁はれっきとした法人です。
神社本庁は伊勢神宮を本宗としており、日本全国に支部を抱えています。
この伊勢神宮は単に神宮と呼ばれることもあります。
また、本庁と名のつくことから公的な機関と誤解されることもありますが、この組織は単に宗教法人の一つでしかありません。
会員数は数ある神教系組織の中でも圧倒的であり、9万人近くの会員がいます。
潜在的な新校舎数を考えたら30万人近くの会員数がいると考えても良いかもしれません。
これだけ規模が多いだけに全国にいくつも渋谷神社を抱えており、なんと100以上の主要神社を参加に含んでいます。
他に、関連組織として神道政治連盟などもあり、その影響力は数ある政治組織の中でも軍を抜いています。
あまり知られていないながら日本社会に大きな影響力がある組織なこともあり、日本の影の支配者という人もいますが、これは流石に誇張でしょう。
もしも近くに神社があったらその神社は何らかの形でこの本庁に関係しているはずです。
直接の直下の神社ということはなくても、関連組織の神社という可能性は大いに高いでしょう。
それくらい実は身近なのがこの本庁でもあります。
神社本庁の歴史を紐解く
そもそもこの組織は戦前からあるものであり、戦後に数々の組織が組織改変されて出来上がりました。
多様な事業をそれ以来行ってきましたが、特に政治的な主張を多くしていることでよく話題に取り上げられることがあります。
例えば、皇室典範改正に関してよくニュースになることも。
こうしたデリケートな問題に関しても実はこの本庁が泰斗だったりしますし、発言力も大きいです。
加えて、靖国神社も傘下に入れていることもあり、首相の靖国神社訪問などに関しても取り仕切っているといいような背景もあります。
紀元節の復帰運動などもしていますし、玉串拝礼などに関しても物申しています。
いずれにせよこれだけ規模が大きい組織だと実にその影響力も大きくなってきます。
とはいえ、不祥事件も多いことは知っておきましょう。
皇室典範改正などの店でよく問題になるだけでなく、過去には多様な訴訟問題も起こしています。
不動産売却を巡って訴訟を起こしていたり、憲法改正に関して運動していたために処分を受けたりもしています。
数々の汚職事件もありますが、このような点も知っておくとより本庁について理解できるようになってくるはずです。
神社本庁の目的
金の流れを追うと組織の仕組みもわかってきますが、こういったことを宗教法人ということもあり公表していないので一体誰が心の支配者なのかよくわからないといえることも言われる組織でもあります。
そもそもどういった目的で創設されているのか気になる人もいるかもしれませんが、そも目的は実に多様です。
更新の育成もありますし、神社の管理などもあります。
信者の強化育成といったことも目的として掲げられています。
こうしたものは表向きの目的であって、実は本庁は日本の国体を守るために維持されているのではといったような憶測もあります。
いずれにせよ実に歴史が深い組織でもありますから、いろいろな憶測が飛び交うのも無理はないでしょう。
実は本部は東京都渋谷区にあって誰でも訪れることが出来ますから、加盟したいといった場合には言ってみるのもありでしょう。
ちょっと話を聞きに行くといったことだけでもありです。
知らない形で私達の生活に影響を及ぼしている組織ですから、知ってみる価値は十分にあるといっても過言ではありません。
神社本庁の資産規模
また、資産規模も実に大きいものがあります。
全国の数万人の会員をいつでも動員できるといったことも言われています。
神道青年全国協議会、や全国神社保育団体連合会そして全国教育関係神職協議会といったように実に行動力のある組織も持っています。
こうした組織を政治利用しているといった指摘もされていますが、実際に選挙の際には多様な点で影響力を持っているのです。
いずれにせよ死闘系の組織としては日本最大級ですから、今後も軽んじてはいけないのは確かです。
特に昨今では地道に信者数が増えてきていますから、この点でも無視できません。
実際に本庁がしていることはせいぜい神職の育成や広報活動程度ですが、今後はますます政治の表舞台に立ってくることもあるのではと予想されています。
まとめ
ちなみに、伊勢神宮に行ってみるとこの本庁についてもっと深く知ることができます。
伊勢神宮は神道の聖地であり、現地では地域全部が会員といったようなところもあります。
それくらい実は浸透力が深いのが本庁なのです。
最終更新日 2025年6月27日 by lautruche